三菱UFJの住宅ローンの金利や審査の評判と口コミ

三菱UFJ

これから住宅ローンを考えている人に向けて、三菱UFJの住宅ローンを解説します。
三菱UFJの住宅ローンは金利面や保障面が強化されており、ユーザーにとって多くのメリットが期待できます。

審査に関する情報や口コミも調べてみましたので、三菱UFJの住宅ローンを検討しているなら参考にしてみてください。

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三菱UFJについて

三菱UFJは、国内第1位の銀行グループである三菱UFJフィナンシャルグループが運営している銀行です。日本における三大メガバンクのひとつで、財務面における健全性に優れています。

前身となるのは三菱銀行で、設立は1919年まで遡ります。その後、東京銀行、東海銀行、UFJ銀行(旧三和銀行)と合併を行い、2006年から三菱東京UFJ銀行となりました。

そして、2018年4月に三菱UFJに行名を変更しました。

三菱UFJ銀行の最大の特徴と言えるのは、展開している店舗数の多さです。国内には756店舗があり、日常的なメインバンクとして便利に使いこなせます。さらに、海外にも1,200の拠点を構えており、国内以外でも使い勝手の良い銀行です。

三菱UFJ銀行は、店舗数が多く住宅ローンについて相談したい際にも便利です。担当者とじっくり相談したい人にもおすすめですので、住宅ローンを検討してみると良いでしょう。

住宅ローンの特徴

三菱UFJの住宅ローンに関する特徴をまとめてみました。借り入れた際のメリットに繋がる部分も多いので、実際に契約する前にチェックしておきましょう。

そこで、三菱UFJの住宅ローンの特徴は以下のとおりです。

  • 国内ナンバーワンの店舗数で相談しやすい
  • 住宅ローンの基本金利タイプは3パターン
  • 7大疾病保障を付帯できる
  • 女性契約者は出産のタイミングで金利優遇
  • 各種企業との提携で様々なサービス特典がある!

国内ナンバーワンの店舗数で相談しやすい

三菱UFJ銀行は国内に756店舗があり、住宅ローンの相談がしやすい環境が整っています。駅前店を中心に郊外店も揃っているので、幅広いユーザー層が足を運びやすいのもメリットです。

基本的に住宅ローンの相談は予約制になっていますが、予約をせずに飛び込みで相談することもできます。ただし、待ち時間が生じてしまうことや、店舗によっては予約以外の住宅ローン相談を受け付けていないこともあるため、なるべく事前の予約を済ませてから相談に出掛けるようにしましょう。

住宅ローンの基本金利タイプは3パターン

三菱UFJでは「変動タイプ」「固定特約タイプ」「長期間固定金利タイプ」の3種類が金利タイプの基本になります。それぞれ特徴が異なるため、あらかじめ違いを把握しておきましょう。

変動金利タイプ

変動金利タイプは、三菱UFJの住宅ローンの中で最も金利が低く設定されています。現在の金利水準は0.625~0.775%です。金利の違いは変動期間によって生まれます。変動期間は毎月型と年2回型の2種類で、毎月型の方が金利が低くなる傾向にあります。

ただし、毎月型は市場金利の影響を受けやすいため、思わぬ金利上昇のリスクがあることに注意しましょう。

固定特約タイプ

固定特約タイプは、借り入れ当初から指定した期間の金利が固定されるプランです。固定期間は1~20年まで8段階が用意されており、それぞれ金利の引き下げ幅が変わってきます。

現在、三菱UFJの住宅ローンでは固定10年間のプランを一押ししており、当初10年間の金利が1.05%まで引き下げられます。他の銀行と比べても低金利ですので、この機会に固定10年間特約の住宅ローンを検討してみるのも良いでしょう。

長期間固定金利タイプ

長期間固定金利タイプは、借り入れから完済まで金利が変動しないプランです。いわゆるフラット35型の住宅ローンで、金利の影響を抑えながら住宅ローンを組みたい人に向いています。

三菱UFJの長期間固定金利タイプは、21~35年の範囲で1年ごとに返済期間を設定できます。将来的な金利上昇に備えることができるので、安定した返済プランを検討している人にもおすすめです。

7大疾病保障を付帯できる

三菱UFJの住宅ローンでは、7大疾病保障を付加できます。万が一の事態をカバーできるため、将来の不安を軽減したい人は加入しておくと良いでしょう。

7大疾病保障は金利上乗せ型と保険料支払型の2種類です。これらは保険料の支払い方法が異なるだけではなく、保障内容も若干異なるため注意が必要です。

まず、金利上乗せ型は3大疾病の保障が手厚くなっていることが特徴です。がんと診断された時点で住宅ローン残高が0円になるだけではなく、脳卒中や急性心筋梗塞で入院した際にも住宅ローン残高が0円になります。残りの4つの習慣病に関しては、就業できない状態が30日を超えた時点で毎月の返済額が保障され、さらに1年30日間就業できない状態が続くと住宅ローン残高が0円になります。

次に、保険料支払型は7大疾病全てで、就業できない状態が30日間続くと毎月の返済に保障が発生します。さらに就業できない状態が1年30日間続くと、住宅ローン残高が0円になります。また、総合先進医療特約が無料で付帯することが保険料支払型独自の特徴です。先進医療保険を受けた際の治療費に対して、最大300万円まで保険金として支払われます。総合先進医療一時金10万円の給付されるので、自動付帯の特約としては充実した保障内容になっています。

金利上乗せ型と保険料支払型の違いとして注意しておきたいのが、保険料の価格差についてです。金利上乗せ型は金利に0.3%上乗せすることで、7大疾病保障が付いてきます。現在はキャンペーン中で金利-0.1%の特典があるため、実質的な金利上乗せは0.2%で済みます。

保険料上乗せ型は年齢により保険料は変わりますが、30歳の男性なら月々144円です。以降は5年ごとに保険料が値上がりしますが、30年後でも2,000円代の保険料で済みます。仕組みとしては早い段階で保険へ加入した方が最終的な保険料も安くなるため、若いうちに住宅ローンを組みたい人であれば、保険料上乗せ型の方が負担は少なくなるでしょう。

女性契約者は出産のタイミングで金利優遇

三菱UFJの住宅ローンでは、女性契約者が出産を迎えた場合は借り入れ金利から0.2%引き下げてくれる特典を用意しています。対象となるのは、出産前から出産後6ヶ月以内の女性契約者です。金利引き下げ期間は1年間のみですが、0.2%の引き下げは大きなメリットと言えるでしょう。

注意点としては、契約者名義が出産本人で無ければ適用されないことです。つまり、契約者の妻が出産したとしても、金利優遇の特典は受けられません。

女性に限定されてしまう特典ですが、出産を控えているなら申し込みの際に相談してみると良いでしょう。

各種企業との提携で様々なサービス特典がある!

三菱UFJの住宅ローンには、借り入れ対象者に様々な特典が用意されています。借り入れ金額1,000万円以上かつ借り入れ期間10年以上の条件はありますが、一般的な住宅ローンを組む人であれば特典の対象となるでしょう。

特典内容は家電購入のポイントアップや、引っ越し業者の割引などです。どれも新居への引っ越しや新たな生活の準備に欠かせないものですから、住宅ローンを借り入れる人にとってはありがたいサービスです。

ただし、特典の対象期間は契約日から6ヶ月~3年以内に設定されています。そのため、新居への引っ越しの際に、特典が受けられるか確認しておきましょう。また、女性限定の特典もあるため、申し込みの際は注意しましょう。

住宅ローンの審査について

三菱UFJのようなメガバンクでは、ネット銀行よりも審査基準が厳しいと言われています。そこで、実際にどのような審査が行われているか調べてみました。

まず、三菱UFJの住宅ローンの利用基準は下記のとおりです。

  • 満20歳以上~満70歳未満および完済時年齢80歳未満
  • 税込み200万円以上の年収及び所得
  • 正社員もしくは公務員
  • 日本国籍もしくは永住権を持っている
  • 最低3年以上の勤続年数
  • 三菱UFJの普通預金口座を開設している

基準として開示されているものは以上になります。

注意すべき点としては、最低年収は200万円以上と記載されていますが、返済比率が30~35%に設定されているため、実質的には300万円程度の年収が必要です。借り入れ額によっては年収200万円でも申し込めますが、審査に通過する確率は厳しくなってしまうでしょう。

また、派遣社員や契約社員では借り入れが難しいのも注意点のひとつです。3年以上の勤務実績があれば派遣社員や契約社員でも審査対象になるのですが、希望通りの借り入れを受けるのは難しいかもしれません。

三菱UFJの住宅ローンの審査期間はどれくらい?

住宅ローンは申し込みから契約まで、相応の審査日数がかかります。あらかじめ審査にかかる期間を把握しておき、無駄のないスケジュールを組んでおきましょう。

そこで、三菱UFJの住宅ローンの審査日数は以下のようになります。

  • 事前審査(仮審査)の結果まで:3~7日程度
  • 本審査の結果まで:7~14日程度

三菱UFJの住宅ローンは、インターネットからも事前審査が申し込めます。簡単手順で申し込めるうえに、最短3日ほどで結果が分かります。

ただし、本審査はやや時間がかかる傾向にあります。最短では1週間程度と言われていますが、余裕を持って2週間前後のスケジュールを見越しておきましょう。

審査申し込み時に必要な書類は?

三菱UFJの住宅ローンを申し込む際に必要な書類をまとめてみました。審査を受ける前に必要書類を揃えておき、余分な手間が生じないようにしましょう。

そこで、審査に必要となる書類は下記になります。

  • 本人確認書類(住民票、健康保険証、運転免許証、実印、印鑑証明書)
  • 年収証明書(源泉徴収票、住民税課税証明書など)
  • 資金使途、物件等確認書類(土地の登記簿謄本、固定資産税評価証明書、検査済証など)

三菱UFJの住宅ローンでは、資金使途によって提出書類が変わります。なかには法務局で発行するものや、建築業者から取り寄せる書類もあるため、事前の準備をしっかりと済ませておきましょう。

おすすめな人と注意点

三菱UFJの住宅ローンの特徴を踏まえて、どのような人におすすめなのかまとめてみました。また、注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

三菱UFJがおすすめな人

下記の項目が当てはまる人は、三菱UFJの住宅ローンがおすすめです。自分のニーズに合った住宅ローンを探している人は、当てはまっている項目があるかどうかチェックしてみましょう。

  • 安心感があるメガバンクの住宅ローンを組みたい人
  • 店頭で住宅ローンの相談をしたい人
  • 正社員や公務員で勤務実績が十分な人
  • 病気に対する手厚い保障を備えたい人
  • 出産を控えた女性や今後出産の予定がある人

三菱UFJの住宅ローンの注意点

三菱UFJの住宅ローンに関しての注意点として挙げられるのは、メガバンクならではの審査基準です。都市銀行を中心にメガバンクではスコアリングと呼ばれる審査システムを採用しています。

スコアリングとは、年収・年齢・勤務先・勤続年数・希望借り入れ額など、様々な条件を数値化して加点していく仕組みです。そして、この点数が所定のラインに達していれば、審査を通過して住宅ローンの融資が実行されます。

ここで重要になるのはスコアリングの点数で、良ければ金利優遇が適用されます。細かい基準までは分かりませんが、申告内容を総合的に判断して適用されるかが決まります。

つまり、ギリギリのスコアリングで審査を通過した場合は、金利が若干高くなる可能性があるため、三菱UFJの住宅ローンを借り入れるメリットが薄くなってしまうのです。

また、三菱UFJの住宅ローンは、信用情報に対して厳しいことも注意点のひとつです。信用情報とは過去のキャッシング利用履歴など、全ての金融機関の利用状況についてです。そのため、過去に返済の遅延がある人や債務整理を行っている人だと、審査の通過は難しくなります。

住宅ローンの借り入れに際して、保証料が必要になることにも注意が必要です。基本的な保証料は金利0.2%で、返済利息の組み入れと一括前払いの2通りがあります。一括前払いの場合は期限前返済を行った場合に、戻し保証料が発生します。これは早い段階で完済してしまえば、返還される保証料も増える仕組みです。利息組みこみの場合は、期限前に完済しても保証料の返還はありません。

さらに保証料に加えて融資事務手数料が32,400円かかります。この他にも一部繰り上げ返済手数料や期限前完済手数料など、細かな手数料が多いこともデメリットです。一部の手数料はインターネット申し込みで無料になりますが、店頭での申し込みを中心に考えているのであれば手数料は負担になってしまうでしょう。

三菱UFJの住宅ローンの評判と口コミ

三菱UFJで住宅ローンを利用している人の口コミを集めてみました。実際に申し込む前に口コミを参考にして、自分にとってメリットがあるかどうか確かめておきましょう。

良い評価の口コミ

●事前申し込みがネットでできて便利。結果も3日ほどで分かったし、試しに住宅ローンが借りられるか調べてみたい人にも向いてると思う。

●三菱UFJ銀行が近いので、気軽に住宅ローンの相談に出掛けられました。窓口の担当者の接客態度も素晴らしかったですし、気持ち良く相談できました。

●住宅ローンの取引実績が日本一というのは安心感につながる。大手ならではの信頼度とも言えるが、銀行を選ぶうえで欠かせない要素だと思う。

中立的な口コミ

●大手銀行というのが良くも悪くも作用している気がする。審査は厳しいけど安心感があるし、人それぞれ優先順位に応じて選んでみると良いと思う。

●疾病保障が手厚いのはメリットだと思う。でも、保険料負担がある分、借り入れ額や返済期間によっては普通の医療保険の方がお得になるかも・・・

●女性ならではの特典が多くて嬉しく感じます。出産の金利軽減や旅行会社の特典は利用する機会も多そうですしね。

低評価の口コミ

●正直なところ、借りられる人が限られている住宅ローン。金利の優遇を受けるための条件も厳しいし、収入や勤め先に不安がある人は他の銀行の方が良さそう。

●金利が特別低いわけではないし、どこにメリットがあるのかイマイチ分からない。最近はネット銀行の住宅ローンの方が金利は低いし、そっちで借りた方が絶対に得。

●保証料がかかるうえに、色々な手数料がかかるのは不利だと思います。どの銀行も手数料を無料にする流れなので、メガバンクの体質の古さを感じますね。

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